中国茶の種類

【参考にした文献】

10分で中国茶の種類がマスターできます!すべてのお茶のルーツは中国茶。そのルーツのお茶の種類を知ろう!

中国茶の分類について

※フォント表示”中”でご覧下さい。

中国茶の種類を大きく分けると6種類に分かれます。
緑茶、白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶

これらは茶葉の発酵度合いによって、分類されています。中国茶に使用する茶葉は醗酵酵素をもっているため、自家醗酵により茶葉の質を変化させています。ただ、黄茶や、黒茶などはそれらがもっている醗酵酵素を使わずに菌の力を利用して醗酵させるものもあります。

その6種を厳密に分類すると
7種類になります。(それを図にしたのが下記です。)


日本人にとって、中国茶と言えば、烏龍茶やプーアル茶が有名だと思います。
昨今の中国茶ブームで店舗や通信販売を通して、日本でもほとんどの品種の茶葉が手に入るでしょう。ですが、まだまだ認知度は低いのも事実です。
中国茶の種類は日本茶と比較しても比べ物にならないほど多いですが、もしあなたのご自宅にお客様が見えられたときにお出しする飲み物はコーヒー、日本茶、紅茶の3種がほとんどだと思います。
しかし、紅茶、日本茶ももとはもとのルーツは中国茶になるのにもかかわらず、なぜ中国茶が日常用の喫茶に入らないのでしょうか。
恐らくそれは欧米の文化が先に生活に浸透してしまったからだと思いますが、中国茶もよりポピュラーになることを願っております。

7大中国茶の特徴

分類 代表茶 特徴 味・香り
緑茶 ・西湖龍井
・碧螺春
・高橋銀峰
・南京雨花茶
中国茶でもっとも飲まれている種類です。緑茶はまったく醗酵させずに作った不醗酵茶。日本茶は「蒸す」に対して、中国茶のほとんどが「釜煎り」します。
緑茶には緑茶成分、
カテコール、ビタミンCなどが豊富で、タバコをよく吸われる方にお薦めです。
また、気分をすっきりさせてたり、肺をきよめたり、炎症を抑えたりする効果もあります。
▼西湖龍井
新鮮で若々しい香り。日本の緑茶より香ばしい。
白茶 ・白毫銀針
・白牡丹
・寿眉
▼白毫銀針
 の水色
生産量の少ないお茶で高価なお茶としてしられています。
白茶は、摘み取った茶葉を月光浴をさせて乾燥させます。葉の特徴として、細かい産毛が生えています。
また熱を排出させる効果もあり、南方の暑い地域で飲まれます。
水色は薄く、味はやや淡く、清涼感があり飲みやすい。
黄茶 ・君山銀針
・黄大茶
歴史は白茶より古く、唐の時代から飲まれていたという記録もあります。今でも生産量が少なく日本にもそれほど出回っておりません。
茶葉の形が美しく昔の高貴な人々はガラス器を使って飲んだと言われています。
味は緑茶に近く、若々しい香り。
青茶 ・鉄羅漢
・鉄観音茶
・東方美人
・烏龍茶
▼烏龍茶
日本でももっとも有名な烏龍茶がこの種にあたります。
15%〜70%で醗酵された半醗酵茶です。過酷な環境で成熟した茶葉を用いて日光により乾燥させ、非常に香りが高くなるように作られています。
もうおなじみですが、烏龍茶は血液中の中性脂肪を減少させる効果があり、脂っこい食事の後に飲むとすっきりとさせてくれます。
甘く、清清しい香り。高級の烏龍茶は花の香りがし、とてもリラックスです。
紅茶 ・キーマン
・正山小種
紅茶のルーツは16世紀までさかのぼります。その後19世紀以降はインド・スリランカで多く生産され、紅茶としてはそちらの方が有名になりました。
中国紅茶は完全醗酵です。欧米の紅茶では茶葉が細かく砕かれていますが、中国紅茶は葉の形が残っているのを高級とみなします。
▼キーマン
醗酵茶特有の香りと風味がしますが、渋みや苦味はあまりありません。
黒茶 ・プーアル
・六安茶
・雲南茶
プーアル茶
ダイエットの代名詞としてのプーアル茶がこの種に分類されます。後醗酵茶で古いものほど価値が高くなります。
また消化を促進し、体内の脂肪を洗い流す効果があり、食後によく飲まれます。
味がまろやかで深みがあり、時間が経つにつれよりそれが強くなります。
花茶 ・毛峰香片
・菊花
・茉莉花茶
・バラ茶
茉莉花茶(ジャスミン茶)は日本でも有名ですが、大別すると茶葉に花の香りをつけたものと、花そのものが入って一緒に飲む(バラ茶、菊茶)の2つに大別されます。見た目がきれいなので、ガラス茶器などを使って飲むことをお薦めします。 ▼バラ茶
新鮮な花の香りと、やや甘くさわやかな味です。



お薦めサイト 中国茶器専門店メイリー 中国茶の歴史 中国茶の入れ方・飲み方
関連サイト>> 中国語翻訳専業社 英語翻訳専業社


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送